中田ハンガーのレビュー｜他社プラスチック製ハンガーと徹底的に比較

ハンガーの使い分けをした事はありますか？

私は洋服により使い分けています。妻が厚みのあるプラスチックハンガーを使用していたのがキッカケでした。

以前の私は、クリーニングから返ってきた針金ハンガーしか使用したことがありませんでした。ワイシャツなど、全て針金ハンガーに掛けていました。

当然ですが、肩にハンガーの跡がつきます。衿は潰れます。ずっとこの状態でしたし、誰も指摘しないので何も感じていませんでした。普通のことなのだと。

そんな状態が結婚後も続いていたのですが、あるとき妻のハンガーが自分のとは違う事に気がつきました。その衝撃は大きかったです。

続サラ

ハンガーを変えれば、こんなにシャツがキレイに掛けられるんだ！

抵抗されましたが、さっそく妻のハンガーを数本拝借しました(^^;)しかし、私のワイシャツの数には足りず、新しく購入しようと調べていた時に『中田ハンガー』を発見したのです。

中田ハンガーのラインナップはとても豊富でした。『ハンガー＝針金』だった私にとっては、ハンガーだけでこれだけの種類を作り出すなんて、すごいの一言でした。

しかし、日本製かつ木製なので価格が高いです。失敗はかなりの痛手になるので、中田ハンガーのなかでも購入しやすい価格のハンガーを試してみる事にしました。

さらに、他社製のプラスチックハンガーとも比較をして性能を確認してみる事にしました。

中田ハンガー｜メイドインジャパンの木製ハンガー

中田工芸株式会社は 1946 年の創業以来、絶えず変化し成長するファッション文化の中で、日本のアパレル企業の非常に高い要求レベルに応え続けてきた国内唯一の木製ハンガー専門メーカーです。

引用：中田ハンガー

戦後すぐに創業した老舗のハンガーショップです。ハンガーはプレゼントしても喜ばれます。『服（福）をかける』という願いも込められており、結婚式の引き出物にも良いですね(^^♪

中田ハンガーとコーベルのスペック

今回は木製の中田ハンガーとプラスチック製のコーベルを比較してみました。まずは、それぞれのスペックをみていきましょう。

中田ハンガー

商品と一緒に、会社概要と注意事項が記載されたカードが梱包されていました。

色は黒に近いブラウンで、高級感があります。フローリングの色に合わせ、ライトブラウンが欲しかったのですが、一色しかありませんでした。

シャツの型崩れを防ぐために、キレイに湾曲しています。

首付近にブランドロゴが刻印されています。

フックは360°まわるタイプです。

コーベル（他社ハンガー）

こちらも同様に、使用上の注意が記載されたカードが梱包されていました。

手書きのコメントです。割とこういうのは好きです(^^♪

プラスチックハンガーです。中田ハンガーよりは幅が1.5cm短いです。

湾曲はしっかりとしていますね。

ハンガーの下にブランドロゴがあります。中身は空洞になっており、コストを削減しているようです。

フックは中田ハンガーと同様に360°まわるタイプです。

実際にワイシャツをかけてみた

実際にワイシャツをかけてみて、違いがあるのか見ていきましょう。

中田ハンガーは長さがある

まずはナカタハンガーですが、肩の縫い目部分までハンガーがきています。長さが十分あるので、型崩れを防いでくれます。

コーベルは短い

続いてコーベルのハンガーですが、長さが短いので肩の縫い目部分までは届いていません。

中田ハンガーとコーベルの形状を比較

それでは、中田ハンガーとコーベルを詳しく比較してみます。

上がコーベル、下が中田ハンガーです。コーベルの方が長さが短いです。また、角度も少し異なります。

湾曲はほぼ同じです。

先端部です。左が中田ハンガー、右がコーベルです。コーベルの方が太く丸みがあります。

ワイシャツを掛けて比較してみます。左が中田ハンガー、右がコーベルです。コーベルのほうが短いのがわかります。

そしてコーベルの方が肩の傾斜が少なく、中田ハンガーは肩の傾斜が急です。

衿は優劣なくキレイに保たれています。

中田ハンガーとコーベルを織り交ぜてシャツを掛けてみました。どれがどれかはわかりませんね。

中田ハンガーの触り心地は滑らかです。吸い付くような感じがします。コーベルはザラついてマットな感じです。コーベルの触り心地が苦手な人はいると思います。

重さは圧倒的に中田ハンガーが重いです。

あっ！中田ハンガーに傷が付いてる・・・

さて、ここまでの比較ですと、少し高いですが中田ハンガーの方が高級感があってよさそうに感じました。

しかし、中田ハンガーは高級ハンガーとして、あるまじき失敗をしてしていたのです。

下の２つの写真をご覧ください。

キズついてるじゃん！しかも、5本中2本も！

ハンガー1本1,000円はかなり高価です。中田ハンガーも当然そこは認識しているはずです。色もブラックに近いし、日本製、木製にこだわっているのがその証拠です。

それならばこのキズは許せません。ユーザーは高級ハンガーが届くと期待して待っています。届いたら、手触りを愉しみ、愛でるでしょう。当然、キズに気がつきます。

配送の問題だったのかもしれません。しかし、それならば梱包の方法を変えた方がよいでしょう。普段の私なら交換を要求するところですが、この日は疲れ果てていました。

ゴールデンウィークということもあり、息子たちと遊び倒した最終日夕方の出来事だったのです(^^;)何日かかけて体調を仕事モードに整えているうちに、クレームをいれる気力が無くなりました。

だって、返送しないとですからね・・・その間使えないわけですし・・・使用には全く不都合がないわけで( ；∀；)

企業にとっては1番恐ろしいパターンですね。ユーザーの本音が聞けず、知らないうちに顧客を失うのですから。

しかし、後日フォローのメールが送られてきました！モヤモヤしている方の本音を引き出す最適なメールでした。

ここで私もやる気を取り戻し、キズがあった事を返信してみたのです。するとすぐにレスポンスがあり、新品を2本発送してくれるとのこと。

返送は新しい商品が届いてから出ＯＫだったので、ハンガーが使用できなくなる期間は発生しませんでした。

しっかりとした対応をしてくれると、嬉しいものですね(^^♪

まとめ

以上、中田ハンガーのレビュー｜他社プラスチック製ハンガーと徹底的に比較についての紹介でした！

見た目、触り心地、大きさにおいて中田ハンガーが優っていると感じました。しかし、コーベルのハンガーがダメということもありません。

幅こそ短いですが、型崩れ防止の効果は中田ハンガーとほとんど差はないでしょう。価格も1/3で済ませることができます。

ただ、プライスレスを求めるのであれば、間違いなくナカタハンガーです(^^♪

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