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メダカの飼い方

メダカは発泡スチロールで飼えるのか?|メリットとデメリットを紹介

メダカを飼うための容器には様々な種類がありますが、発泡スチロールを使った飼育方法を考えたことはありますか?

 

驚くかもしれませんが、発泡スチロール容器は、メダカを飼育する上でのメリットがたくさんあります。しかも手に入れやすく、扱いもラク。

 

しかし、注意点もあります。この記事では、発泡スチロール飼育のメリットやデメリット、実際に使ってみた感想を紹介します。

メダカは発泡スチロールで飼えるのか?

メダカは、水が入る容器、濾過装置の設置、適度な日光、毎日の餌やり、定期的な水換えといった飼育条件を満たせば、水槽であれ発泡スチロールであれ、どんな容器でも飼育が可能です。

発泡スチロールは、軽くて扱いやすく、安価なことから、初心者にはよく使われます。実際に発泡スチロールでメダカを飼育した経験もありますが、ただ飼育するだけなら全く問題はありませんでした。

私の場合、副業ブリーダーとしての活動もしていたので最適な容器ではなかったのですが、初めてでお金をかけたくない時などにはオススメです。

メダカ飼育専用の発泡スチロールも販売されています。ですが、それにこだわる必要はありません。値段が高いですしね。スーパーでもらえる発泡スチロールでも、ホームセンターに売っているモノでも使えます。

 

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発泡スチロール飼育のメリット

それでは、発泡スチロール飼育のメリットについて紹介していきます。

断熱効果が高く保温性に優れている

発泡スチロールは、断熱性に優れるため、メダカの飼育において保温効果が期待できます。

外気温度の変化による影響が少なく、飼育水の温度が安定に保たれるため、メダカは過度なストレスを受けず健康的に成長することが可能です。

寒い時期には発泡スチロールの保温効果が大きく、水温の下がりすぎを防ぐことができます。逆に暑い時期には発泡スチロールが外気の熱を遮断するため、飼育水の温度上昇を抑えてくれます。

急激な温度変化はメダカにとってストレスなので、発泡スチロールの保温効果は重要な役割を果たします。

 

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安価なので手に入れやすい

一般的な飼育水槽は、ガラスやアクリル製で、それなりの費用がかかるため、初期コストが高くなりがちです。しかし、発泡スチロール製の水槽は、近所のスーパーなどで無料で手に入ることができます。

また、ホームセンターなどで購入する場合でも、1000円以下で手に入れることが可能です。初めてメダカ飼育にチャレンジする人や初心者の方にとっては、初期費用を抑えることができるのでオススメです。

発泡スチロール製の水槽は、メダカ飼育にチャレンジしたい方や予算が限られている方にとって、手軽で魅力的な選択肢といえます。

軽いので扱いがラク

水槽は一般的に重く、移動やメンテナンスが大変ですが、発泡スチロールを使用すると軽量で取り扱いが簡単になります。

発泡スチロールは空気を含んだ軽い素材でできており、持ち運びや移動がラクなため、洗浄や水の入れ替えなどのメンテナンスも簡単に行えます。

また、発泡スチロールは軽いので、落としても壊れたり割れたりすることがありません。そのため、初心者の方でも扱いやすく、手軽に飼育ができます。

捨てる時もカンタン

水槽を処分する際には、自治体のルールによっては粗大ごみになり、処分費用や時間がかかる場合があります。

しかし、発泡スチロールでのメダカ飼育を行う場合、飼育をやめる際や使えなくなった際には、資源ごみとして回収してもらえることが多く、処分がカンタンです。また、汚れてしまった場合には燃えるゴミとして捨てれるところが多いです。

発泡スチロール飼育デメリット

それでは、発泡スチロール飼育のデメリットについて紹介していきます。

劣化が早く壊れやすい

発泡スチロール容器はメダカの飼育に向いていますが、耐久性が低く壊れやすいというデメリットがあります。特に屋外では紫外線の影響で劣化が早く、発泡スチロールの表面がボロボロと壊れてしまうことがあります。

また、硬いものにぶつけたり、誤って蹴ったりしても壊れてしまうことがあるので注意が必要です。水漏れが起こると、メダカにとっても危険なので、破損したらすぐに対処するようにしましょう。

飼育容器としては小さい

発泡スチロールを使ったメダカの飼育では、容器のサイズに注意が必要です。10リットル以下のモノが多く、最大でも20〜30リットル程度となります。

メダカの飼育には、1匹当たり1リットル以上の水量が推奨されていますが、最大サイズの発泡スチロール容器でも30匹くらいしか飼育できません。

さらに、水草や石を入れる場合は、ますますメダカの数を減らさなければなりません。そして病気のリスクを考慮すると、実際には1匹あたり2リットルは確保したいところです。

メダカの品種改良は盛んに行われており、色々な種類を飼いたくなることが多いです。数が増えてくる場合、発泡スチロール容器での飼育はオススメできません。適切なサイズの水槽を選び、メダカを快適に飼育するようにしましょう。

景観が悪い

水槽というのは色々なデザインがあり、スタイリッシュなモノも見かけます。壁面が透明なので、照明の色を変えたり、中のレイアウトをすることで、とても美しい景観を作ることが可能です。

しかし、発泡スチロールは見栄えが悪いです。スーパーなどでもらってきた発泡スチロールはもちろんですが、メダカ飼育用として販売されている発泡スチロールも、グレー色ばかりで美しくはありません。

見た目にこだわりたい方にとって、発泡スチロールは満足度の高い容器とはいえません。

メダカの柄が薄くなる

発泡スチロールでメダカを飼育すると、色が薄くなってしまう可能性があります。メダカには色が薄くなりにくい種類もいますが、色抜けするタイプのメダカは発泡スチロールでの飼育はオススメできません。

メダカは周囲の色に合わせて体色を調整するため、周囲の色が薄い発泡スチロールで飼育すると、体色も薄くなってしまいます。

そのため、見た目を重視する方は発泡スチロールの水槽を避け、色の濃い容器を使わなければなりません。

実際に使ってみた感想

これまで紹介してきた通り、発泡スチロール飼育は安価で捨てやすいので、初心者にはオススメです。私もメダカ飼育を始めた頃は発泡スチロールを使用していました。自宅にあったモノなので、容器としてのコストは無料です。

しかし、飼育に凝り始め、販売までするようになるにつれ、容量不足と色揚げの点で発泡スチロールでは対応できなくなりました。たくさん増やすには最低でも60リットルサイズの容器が必要ですし、色揚げには真っ黒な容器が適しています。

メダカ飼育を試しに始めてみたいという方は、コストをかける必要はないので、発泡スチロールで飼育するのがいいでしょう。

 

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まとめ

以上、メダカは発泡スチロールで飼えるのか?|メリットとデメリットを紹介でした!

 

発泡スチロール容器を使ったメダカの飼育は、メリットがたくさんありますが、デメリットもあります。劣化が早く壊れやすかったり、景観が悪かったりする点には注意が必要です。

ただし、手軽に始められることや、断熱効果や保温性が高いことなど、飼育者によってはメリットが上回る場合もあります。

メダカを飼う容器として、発泡スチロール容器も選択肢の一つとして考えてみると良いでしょう。

 

ちなみに、メダカは販売することもできます。資格は不要です。利益が出れば、新しい飼育用品や高級メダカを買うこともできます。販売方法をまとめた書籍を出版しているので、維持費を稼いでみたい方はぜひご覧ください。

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