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メダカの飼い方

メダカが卵を産まない時に考えられる要因とその対処法

せっかく買ってきたメダカ、産卵してくれないと繁殖を楽しむことはできませんよね。飼育の手間がさほどかからす、比較的体の強いメダカですが、産卵させるにはそれなりの条件が必要になります。

しかし、アクアリウムをやったことのない人にとっては、産卵してくれない理由がわからず困ってしまうことも。

そこで今回は、メダカ繁殖のコツとして【産卵するための条件】について解説していきます。

 

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メダカが卵を産まないのには理由がある

メダカ飼育は小学校でも取り扱うくらいなので、とても簡単です。シーズン中であれば、1ペアのメダカから数千個の卵を採ることも可能です。

それでも産卵しない場合、産卵に必要な条件を満たしていないということになります。

まずは、メダカが産卵するための必須条件を理解しておきましょう。

メダカが産卵する時期|必須条件は4つ

メダカは春~秋にかけて繁殖シーズンを迎えます。そのため、飼育環境をその時期と同じ状態にしなければ、交尾をすることはありません。

もちろん屋外で飼育しても産卵はしますが、たくさんの卵を産ませたいのであれば、屋内で過保護に飼育してやるのがオススメです。

 

※生まれてきた稚魚たちは、屋外で飼育したほうが元気な個体になります。

 

メダカが交尾を開始するための必須条件は、以下の3つとなります。

水温は25℃

交尾に適した水温は、約25℃です。市販のヒーターに26℃一定の商品があるので、水温が足りない時期はヒーターをいれてやると安定します。

屋外は水温が10℃以上変動するので、地域にもよりますが本格的な産卵シーズンは5月頃からとなります。しかし、6月の梅雨時期に水温が下がって産卵がストップすることもあります。

そのため、繁殖目的の種親は屋内で安定した水温にしてやることで、卵をたくさん産んでくれる確率が高くなります。

光は14時間

交尾の開始には日光が必須ですが、アクアリウム用の照明でも代用可能です。だいたいですが、1日あたり14時間ほど照明を当てるようにしてください。

成熟度と相性

メダカが産卵できるようになるには3~4ヶ月くらいかかります。それまでの飼育環境が悪ければもっと時間がかかり、良ければさらに短期間で体が成熟します。

そのため、産卵しない個体はまだ若魚の可能性があります。

また、メダカの雌雄にも相性があり、ペアにしてやっても交尾が上手くいかない事があります。

繁殖に良い条件

ここからは必須ではありませんが、メダカを健康に保つための条件を紹介していきます。

健康で体格の良いメダカは産卵する卵の数も増えるので、ぜひ種親を良い状態でキープするようにしましょう。

良質な餌

メダカが産卵するためには、産卵専用の粉餌だけでも問題ありません。それでも普通に産卵します。

しかし、体格を良くするためにたくさん与えると、水質を悪化させてしまう事も。なので、2分くらいで食べきる少量を与えるのが安全です。

すぐに太らせたい時は【生餌】がベストです。用意するのは大変なので最初から手を出す必要はありませんが、生餌なら日中不在にしている間でも水槽内で食べる事が可能になります。

 

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綺麗な水質

水が汚れた状態だと、メダカは産卵しません。綺麗な水を保つには、水槽内のメダカを適正な数にして、定期的な水換えが必要です。

一般的には1リットル当たり1匹と言われていますが、大切な種親はその3倍くらいは確保しておきたいところ。

水が多ければ汚れるスピードも緩やかになりますし、水換えの頻度を減らす事も可能になります。

苔取り能力のあるスネールや残飯処理のエビなど、水槽を綺麗にする共棲生物を入れておくのもオススメです。

コツを掴めばあとは簡単!

アクアリウム未経験者にとっては心配な部分も多いですが、コツさえ掴めばメダカの繁殖はとても簡単です。

2ペア飼育で数千匹に増やす事も可能なので、むしろ増えすぎて繁殖ペースを抑えることもあります。

交尾開始に必要な必須条件は水温と光です。それに加えて、良質な餌を与えて綺麗な水質を保つようにしましょう。メダカは驚くほど卵を産んでくれるはずです。

 

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