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メダカの飼い方

季節・サイズ・目的別|メダカに餌を与える頻度と注意点

屋外でメダカを育てていると、自然の影響を大きく受けます。特に水温には注意が必要で、変化に合わせて餌の量や回数を調整しなければなりません。

また、メダカの大きさは針子~稚魚~成魚で何倍も変わってくるので、それらに配慮した餌やり頻度が重要です。

 

そこで今回は、季節やメダカのサイズ別の餌やり頻度と注意点について解説していきます。

 

餌の与え方を間違えると水質悪化にもなりますので、ぜひ最後までご覧ください。

基本的な餌の与え方

まず最初に、基本となる餌の与え方について紹介します。

朝夕の1日2回

メダカのエサやりは、朝夕の1日2回を基本にするのがオススメです。メダカは日の出とともに産卵行動を始めますので、朝はその後に与えるようにしましょう。

 

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夕は日没直前ではなく、2時間くらい余裕をみたほうが安心です。餌が消化されない状態で暗くなると消化不良を起こし、腹部で発生したガスによって転覆病になる事があります。

屋外飼育だと日はゆっくり沈むのでそれほど心配はいりませんが、屋内で照明管理している場合は注意が必要です。餌を与えた直後に照明を消さないようにしてください。

1回あたり2分以内で食べきれる量

メダカは一度にたくさんの餌を食べる事ができません。

目安としては、2分以内に食べきるくらいの量を与えるようにしましょう。最初のうちは少量から始めて、メダカがちょうど食べきれる量を見極めるのが重要です。

また、時間に余裕があるなら1分ほどで食べきれる量を複数回与える方が、より丁寧に餌量をコントロールすることが可能です。

季節ごとに変える餌の頻度

さて、餌やりの基本をおさえたところで、今度は季節ごとの対応について紹介していきます。

1日2回|4~9月の繁殖シーズン

まずは繁殖シーズンですが、これは先ほど解説した餌やりで問題ありません。もう少し細かくいえば、水温が低い4月上旬や9月下旬、高水温の真夏などでは、餌の量を変えたほうが良いでしょう。

繁殖シーズンは餌を良く食べるので、メダカ飼育の中でも一番楽しい時期です。

1日1回|水温20℃以下の春秋

繁殖シーズンの前後は、メダカの活性が低下している時期です。水温の目安としては20℃くらいをボーダーとして考えましょう。

この時期の餌やりは1日1回をベースと考えて、春先は徐々に餌量と回数を増やし、逆に秋口は徐々に減らしていきます。

メダカが体調を崩しやすい時期でもあるので、【コレ!】といった決めつけはせず、様子を見ながら餌を与えてください。

餌切り|12~2月の冬眠時期

冬眠期間に入るとメダカは餌を与えても食べなくなり、水槽の底のほうでジッとしています。時期としては12~2月頃で、水温が10℃を下回ったら餌を切るようにしましょう。

冬眠期間でも暖かい時があります。水温が15℃を超えるような日はメダカが水面に上がって泳いでいるので、ほんの少しだけ餌を与えてみましょう。

冬眠中といっても完全に活動を停止しているわけではありません。少量のエネルギー補給は、冬眠期間の体力維持、翌シーズンの立ち上がりに有効です。

ですが、活性が低い状態なので、くれぐれも餌の与えすぎには注意してください。

 

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成長よって異なる餌やりの頻度

続いては、メダカの成長による餌やりの頻度について紹介していきます。

針子の餌やり

生まれたてのメダカの事を針子と呼びます。針子はとても小さく、蓄えられるエネルギーも少ないです。メダカの成長段階で一番死にやすい時期でもあり、その要因の多くは餓死です。

日中に仕事をしていると餌やりの回数を増やすのが難しいところですが、可能であれば1日3回は与えたいところです。

 

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稚魚の餌やり

孵化してから1ヵ月くらい経つと、メダカの大きさは1cmほどまで成長します。そのサイズになればもう針子は卒業して、稚魚と呼んでいいでしょう。

最初は無かった鰭もしっかりと伸び、小さいながらも大人のメダカと同じ形になります。

この大きさまで成長すれば、餌やりの頻度は1日2回で問題ありません。もちろん3回与えられるのであればその方が良いでしょう。

成魚の餌やり

孵化してから3ヵ月くらい経つと、メダカの大きさは3cmほどまで成長します。このサイズまで大きくなれば成魚と呼んでいいでしょう。オスとメスの区別もつくようになり、そろそろ産卵を始める時期です。

成魚の餌やり頻度は冒頭で紹介した1日2回で問題ありません。

最大限に産卵させる餌やりの頻度

さて、ここからはチョット変わり種な話をしていきます。1日2回の餌やりでもメダカは普通に産卵してくれますが、卵を最大限に産ませるには【飽和給餌】という餌やりをします。

1日4回の飽和給餌

飽和給餌とはメダカが食べれるだけ餌を与えて、体をどんどん大きく太らせる餌やりです。

産卵には体力と栄養が必要なので、1日2回の餌やりよりも飽和給餌によって太ったメダカの方が1回の産卵でたくさんの卵を産みます。

具体的には1日4~5回ほど等間隔で餌を与えます。プロのメダカ屋さんなどはやっているかもしれませんね。

ですが、その分水質悪化も早くなるので、水の管理に注意が必要です。趣味で飼育している分には飽和給餌をする必要は全くありません。

 

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1日1回の生餌給餌

それでも趣味の規模で飽和給餌をやってみたい場合は、生餌を活用するのがオススメです。

生餌として定番のミジンコを水槽に投入すると、数日間は生き続けているので、その間メダカは好きなだけ餌を食べる事が可能になります。

粉餌と違って生餌は水質を汚しにくいので、日中に仕事をしている人でも朝1回生餌を多めに与えておけば飽和給餌と同じ状態になります。

私が試した結果では、1ペアのメダカから3ヵ月で3,000個以上の卵を採ることができました。

 

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餌やりでよくある失敗例

それでは最後に、給餌でありがちな失敗例について解説していきます。

与えすぎによる水質悪化

餌やりで一番やってしまいがちなのが、与えすぎによる水質悪化です。このブログでは何度も紹介していますが、餌は2分以内に食べきれる量を与えるようにしましょう。

可能であれば、もっと少ない時間で食べきってもらい、餌を底に沈殿させないくらいがオススメです。

少なすぎによる餓死

餌は少なめに与えるのがコツではありますが、針子の場合ちょっと対応が難しくなってきます。先にも紹介しましたが、針子が死んでしまう大きな原因は餓死です。

そのため、針子の時は少量の餌を3~4回に分けて与えてやるのが良いとされています。

どうしても1日2回しか与えられないようであれば、ゾウリムシなどの生餌を活用すると生存率がアップします。

ゾウリムシは生餌の中でも扱いが簡単なので、針子用に繁殖させておくのがオススメです。

 

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餌が底に沈んで腐る

餌を与えすぎると、食べきれなかった顆粒は底に沈んでしまいます。個体によっては底に沈んだ餌も食べてくれることがありますが、メダカの体は構造的に上にある餌を食べるようになっています。

底に沈殿したエサは高確率で腐ってしまい、水質を悪化させる原因となります。

餌の与えすぎに注意するのはもちろんですが、食べ残しを掃除してくれるエビなどを共生させておくのも一つの方法です。

病気の時に餌を与える

体調を崩しているメダカは、餌の食いが悪くなります。そんな時に心配してよりたくさんの餌を与える事だけはやらないでください。

病気や体調不良の時は餌の量を減らし、薬浴や塩浴、または水換えなどを実施して、メダカの体調が戻るのを待ちましょう。

治療が上手くいけば、3~7日くらいで元通り餌を食べるようになるはずです。

 

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まとめ

以上、季節・サイズ・目的別|メダカに餌を与える頻度と注意点についての解説でした。

餌やりの基本は1日2回、1回あたり2分以内に食べきる量を与えてください。季節によって水温に変化がありますので、それに合わせた餌量の調節が大切です。

針子の時のメダカは餓死で死んでしまう事が多いので、餌やりの回数は通常より1~2回ほど増やしたほうが生存率も良くなります。

餌の与え方をマスターして、元気なメダカを育てましょう。

 

ちなみに、メダカは販売することもできます。資格は不要です。利益が出れば、新しい飼育用品や高級メダカを買うこともできます。販売方法をまとめた書籍を出版しているので、維持費を稼いでみたい方はぜひご覧ください。

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