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メダカの飼い方

メダカの卵の育て方|産んでから孵化するまでの管理方法

メダカ飼育の目的は色々とありますが、卵を産んでもらって繁殖させるのは楽しみ方の1つです。

ただ、卵を産ませるにはメダカのコンディションを良好に保つ必要があります。産卵可能な時期になっても、水質悪化などで体調を崩したメダカは卵を産みません。

また、産卵後は孵化させるのですが、その間にやっておくと孵化率が良くなるメンテナンスなどもあります。

今回は、メダカが産卵してから孵化するまでの管理について解説していきます。

メダカが産卵する時期

メダカが産卵する時期は、春~秋にかけての半年間ほどです。その時期の特徴として、日照時間が長くなる、水温が上昇するといった環境変化があります。具体的には・・・

 

  • 光:1日あたり12時間以上
  • 水温:25℃前後

 

このくらいの飼育環境に整えてやると、成魚サイズのメダカであれば産卵を開始します。

お腹にくっついている卵の取り方

メダカが産卵すると、しばらく卵はメスのお腹にくっついたままになります。一般的には浮草や人工の産卵床を水槽に浮かべておき、それに卵を産み付けるのを待ちます。

3日も放置すると、産卵床は卵でビッシリになったり。

人によってさまざまな採卵を実施していますが、つわものブリーダーは腹から直に指で採ったりもします。

 

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卵が無精卵だと白くてカビが発生する

調子の良いメダカは毎日産卵しますが、そのすべてが孵化するわけではありません。受精しなかった卵の事を無精卵といい、そのままにしておくと白くなってカビが発生していきます。

受精が上手くいった有精卵はカビにくいですが、カビの生えた無精卵がくっついていると、カビが伝染してしまうこともあります。

たくさんのメダカを孵化させたいのであれば、無精卵は取り除いたほうがいいでしょう。

 

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有精卵だと目が出来て成長する

有精卵を毎日観察していると、その成長の過程を観察することができます。24~48時間で卵の色が少し濃くなり、72時間ごろにで背骨のスジがうっすらと表れはじめます。

卵の中で細胞分裂が進んで、メダカの稚魚への変化する様子を目で確認することが可能です。

 

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約10日での孵化を目指そう

メダカの卵が孵化するには、水温が大きく影響してきます。一般的には25℃の水温で管理していけば、10日ほどで孵化します。水温は多少前後しても大丈夫です。以下の計算式を参考に、孵化までの日数を算出します。

 

250÷水温=日数

 

水温が20℃なら12.5日、水温が30℃8.3日くらいが目安になります。ただ、水温が低すぎると孵化率が悪くなりますし、高すぎると奇形が生まれたりするので、25℃前後での管理がオススメです。

メダカが卵を産まない時は?

メダカが産卵するには、まず環境の調整が必要になります。冒頭でも紹介しましたが、水温は25℃前後、日照は12時間以上になっている事を確認してみましょう。

それでも産まない場合は、メダカが成熟していない、ペアの相性が悪い、メスまたはオスの生殖器に異常がある、水質が悪いなどの要因が考えられます。

 

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メダカの卵が孵化しない時は?

卵が孵化しない原因といては、まず無精卵かどうかをチェックします。白く濁った卵があれば取り除きましょう。

次は水温が25℃から大きくズレていないかを確認します。20~30℃の間であれば8割くらいの孵化を期待できますが、そこから外れると孵化しない卵も増えてきます。

また、卵を清潔に保つため、途中で何回か水換えをしてやると孵化率がアップします。

 

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