メダカの飼い方

メダカが罹りやすい病気と治療法|1番の対策は健康を維持すること

メダカはアクアリウム初心者でも飼育しやすく、初めて挑戦する方にもオススメです。

日本には四季があり年間を通してかなりの温度差が生じますが、メダカは屋外で飼育する事が可能なほど強い魚です。

ですが、そうはいっても小さな小魚。体に強いストレスがかかると、魚類特有の病気を発症することがあります。

 

そこで今回は、ダカが罹りやすい病気とその治療法について解説していきます。

 

ですが、治療の選択肢は限られており、病気の進行具合によっては治らない場合も多くあります。

【病気にさせない飼育】が重要という点は、一番最初に押さえておいてください。

メダカが罹りやすい病気と治療法

メダカの病気の原因は、細菌や寄生虫の感染、真菌類(カビ)などの微生物要因の場合と、腹部のガス発生や過抱卵、痩せ細りなどの非微生物要因の場合があります。

微生物が原因の場合、1匹が発症すると同じ水槽で飼育しているメダカは全て感染している可能性があります。基本的には隔離して、薬浴や塩浴の対応となります。

白点病

ヒレや体の表面などに、白いポツポツとした点が現れます。

メダカの病気としては有名で、原因は繊毛中という寄生虫によるものとされています。治療にはメチレンブルーを使用します。

尾ぐされ病

ヒレの先端がボロボロになって、溶けていくように減っていきます。重症の場合、尾びれが全てなくなって根元の肉から出血することも。

カラムナス菌による感染が原因とされています。治療にはメチレンブルーを使用します。

水カビ病(わたかむり病)

エラや体表などに、白い綿の塊が付着する病気です。原因は真菌類(カビ)が付着して増殖したモノとされています。

春先など、水温変化が大きくなる時期に発症しやすいです。治療にはメチレンブルーを使用します。

転覆病

お腹がふくらんで、転覆した状態になる病気です。ダルマタイプに多いですが、餌やり直後の消灯でも発生します。

腹部に餌が残った状態で光が無くなると、ガスが発生して転覆状態に。いつもの水温より5℃くらい加温して、2~3日餌を切って治療します。

元々の奇形による転覆は治療できません。

 

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塩浴のやり方

塩浴にはミネラルが豊富な塩を使うと効果的です。治療目的ではなく、普段の健康づくりのために使用する場合もあります。

塩分濃度は0.5%くらいを目標に、少しずつ塩を入れて慣らしていきます。

 

塩浴の手順

  1. 隔離用の水槽を立ち上げる
  2. 病気になったメダカを入れる
  3. 水1リットルに対して塩5グラムを目標値に設定する
  4. 水換えで徐々に塩分濃度を薄めていく

 

通常はメダカ1匹当たり1リットルの水量を目安にしていますが、病気の時は水量を増やした方が水質変化を緩やかにすることができます。

以下のサイトで水槽のサイズを入力すると、必要な塩の量を算出することが可能です。

https://calculator.jp/science/goldfish/?tate=100&yoko=10&takasa=10&salt=0.5

 

病気にさせない【予防】が最重要

メダカは熱帯魚などと比べて、強くて飼育しやすい魚です。ですが、治療方法も限られており、病気が発症すると高確率で死んでしまいます。

 

そのため、病気にさせない【予防】が最も重要な対策です。

 

普段からメダカの様子を観察して、いつもと違ったことがないかチェックして下さい。一番わかりやすいのは餌食いの良さです。

いつものように餌を食べない時は、SOSのサインと考えてよいでしょう。

 

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また、粉餌の与えすぎによって、水質が悪化する事もあります。特に、頻回な餌やりが必要な稚魚水槽では起こりやすいです。定期的な水換えによって、良い水質を維持してください。

 

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粉餌の回数を減らすため、生餌を与えるのも効果的です。

 

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水を直接吸い込んで濾しとってくれる共生生物の導入などもオススメです。

 

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まとめ

以上、メダカが罹りやすい病気と治療法|1番の対策は健康を維持することについての解説でした。

メダカが発症しやすい代表的な病気は、白点病、尾ぐされ病、水カビ病などです。基本的にはメチレンブルーが効きますので、1本常備しておくとよいでしょう。

また、メダカを健康的に保ったり、病気時の体の負担を軽減するために【塩浴】をするのもオススメです。

塩の量が多くて最初は不安かもしれませんが、一気には入れず少しずつメダカを慣れさせるのがコツとなります。

ですが、メダカの薬は選択肢が少なく、治療のかいなく死んでしまう事も多いです。普段からの水換え、適度な餌やりで、良い水質を保つようにしましょう。

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